食をテーマにした洋画をお探しの方へ。
料理をテーマにした映画には様々なものがあり、食を愉しむ事を題材にしたものから食の在り方についてのドキュメントまで様々あります。
この記事では、食の在り方をテーマにした洋画5選をご紹介します。
フード・インク

あらすじ
私達が普段何気なく口にしている食品はどのように生産されてどのように届けられているのか?
安く効率よく生産する為に広大な農地で行われているアメリカ式農業。
しかしその裏側には市場を牛耳る巨大企業のいびつな業界構造や遺伝子組み換え食品などのリスクが。アメリカ食品産業の驚くべき実態が暴かれている。
2008年にアメリカで公開されたドキュメンタリー映画。『アメリカ食品産業の裏事情やリスクを伝えオーガニックフードの価値を訴える』
第82回アカデミー賞・長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品。
見どころ
- アメリカの大量生産がもたらす市場のひずみ
- アメリカ食品産業を牛耳る大企業の実態
- オーガニック・フードの価値を訴えている
監督:ロバート・ケナー
キャスト:エリック・シュローサー, マイケル・ポーラン
ジャンル:ドキュメンタリー, ホビー・実用
言語:英語
感想・評判など

劣悪な環境で育てられた鶏や、普通なら食べる事が無いコーンを食べさせられる牛を見てるとあまりにも可哀想。
そのコーンも遺伝子組み換えのものが多くラベル表示の義務がない。これが人間のやる事なんだね・・・・

鶏が50年前の半分の期間で2倍になるの?利益の事しか考えていない企業が何故国に守られてるの?人の欲って残酷ね。

原料生産から私達が口にするまでの食の真実を追ったドキュメンタリー作品なんだけど、こんなの見てしまうとスーパーで買い物するのが怖くなるよ。

もうこの映画みてられない・・・。あまりにも残虐に扱われる動物たちが可哀想・・・。
私達が命を頂く裏側にこんな現実があるなんて知らなかった。大企業が食を牛耳っていて生産者をも物のように扱うのね・・・。
ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(字幕版)

あらすじ
1954年、レイ・クロックはミルクシェイクを大量に作れるマルチミキサーのセールスマンとして働いていた。
ある日ドライブインレストランから8台のオーダーが入った。なんとその店はカリフォルニア州サンバーナーディーノのバーガーショップ「マクドナルド」。
興味を抱いたレイは急いで現地へ向かう事に。
画期的なシステムの上で成り立っている店の現実を目の当たりにしたレイは、経営者であるマック&ディックを説得しフランチャイズビジネスを展開する。
レイが利益を追求しはじめると、両者との間に大きな溝が・・・。自分だけのハンバーガーを追求しマック&ディックと全面対決へ。
2016年、アメリカ映画。50歳を過ぎた男のマクドナルド創業サクセスストーリー。伝説的な実業家のレイ・クロックはマクドナルド兄弟が作りだしたハンバーガー店をフランチャイズ化したとして有名。
みどころ
- マクドナルドを作った男と支配した男
- マクドナルドハンバーガー創業時の実話伝記
- フランチャイ事業を一気に広めた男とマクドナルド兄弟の対立
監督:ジョン・リー・ハンコック
キャスト:マイケル・キートン, ニック・オファーマン, ジョン・キャロル・リンチ
ジャンル:外国映画
言語:英語
感想・評判など

チャンスを捉える才能と勝機を逃さないことがいかに大切かがわかった。
己の野心を貫くためには平気で人を騙しどんな手段をも選ばない。ビジネスでは成功しているが人としてはどうなのか? 成功した人間が全て善人ではないと改めて気づかされた。

マクドナルドの歴史にこんな事があったなんて知らなかったです。ハンバーガーを生み出したマクドナルド兄弟とそれをチェーン展開したレイ・クロック。
50歳を過ぎてもビジネスを成功させるのって並大抵じゃないと思うけど、それをやってのけたのは正直凄いと思いました。マクドナルド兄弟に対しての態度は気に入らないけど・・・。

マクドナルドって創業者と現在のトップが違うんですね!企業の創業の裏話が知れて面白かったです。世の中綺麗ごとだらけですが、グレーな世界がビジネスの根幹なような気がしましたね。 いかにずる賢くやれるか、それが成功のカギ?

マクドナルド兄弟が操業したハンバーガー店からミキサーの注文が入った事で展開されていくこの映画。結局は彼らのハンバーガー店を乗っ取るような形でチェーン展開をしていくのですが、なんともやりきれない気持ちになりました。ビジネスは弱肉強食なんですねぇ。
スーパーサイズ・ミー(字幕版)

あらすじ
モーガン・スパーロックは実験をする為に3人の医者に健康診断を受け、『健康体』のお墨付きを貰う。
1日3食・30日間ファーストフードを食べ続け徐々に体調の変化が。わずか5日目に体重が5キロ増え様々な心身の変化を訴えることに・・・
20日を過ぎたあたりから内臓疾患の恐れがあるとアイザック医師に宣告されるも実験を続行する。
体重は30日で11キロ増えたが、その体重を元の体重に戻すのに想像以上の日数が・・・
「1日3食それを30日もの間ファーストフードを食べ続けたらどうなるか?」監督自ら実験台となり記録し映画化。監督自ら人体実験したリアルドキュメンタリー映画。
みどころ
- 健康体の33歳男性の身体と精神的な変化
監督:モーガン・スパーロック
キャスト:モーガン・スパーロック, ダリル・アイザック, リサ・ガンジュ
ジャンル:ドキュメンタリー, ホビー・実用
言語: 英語
感想・評判など

肥満社会に警鐘を鳴らしたこの作品は価値があると思います。しかしファーストフード全てが悪いとも思わない。体に良いと言われる食品でも遺伝子組み換えなどは表示義務がないので、何が本当かわからないのが現実。適度に食べて運動するのが一番かな。

ダイエット目的で見始めましたが、途中から段々体調を崩し始めるので怖くなってきました。ファーストインクとこの作品を見た事で食の裏側や闇を見てしまった気がします。

久しくファーストフードを食べてなかったので食べたくなっちゃった!(笑)。でもたまに食べるのはいいよね?毎食毎日食べるからああなるんだろ?月に一度や二度で体調の変化はないと思うんだが。

アメリカって日本では無い大きなサイズの食べ物がありますよね。どうしてあんなに巨大なものを食べるの?肥満になっちゃうよね。実際にアメリカでは肥満が多いのは頻繁に食べているからなのかな?とにかく食べ物全てが日本と違う気がする。
あまくない砂糖の話(字幕版)

あらすじ
監督自らが実験台となり、1日にティースプーン40杯分の砂糖を摂取を60日間摂取し続ける事で人体にどのような影響がでるのかを記録したドキュメンタリー映画。
この量は一般のオーストラリア人が摂取する砂糖の平均量。
1日の摂取エネルギーは2300kalとし運動も続ける。60日後に彼の身体に起こった変化は・・・。
この映画の監督でもありオーストラリアの俳優デイモン・ガモが自らが実験台となり、1日にティースプーン40杯分の砂糖を摂取(角砂糖40個分、160g)を60日間続け、体や心の変化を記録したドキュメンタリー映画。
みどころ
- 監督自らの人体実験をすることで体重や精神的な変化
監督:デイモン・ガモー
キャスト:デイモン・ガモー, スティーブン・フライ, イザベラ・ルーカス
ジャンル:外国映画
言語:英語
感想・評判など

この映画をみて自分も糖分の採りすぎだと気づかされた。完全に中毒だよね。お腹減ってないのについお菓子等を口にしてしまう。 毎日の摂取カロリーの記録つけようかな。

食べても食べてもお腹空いて気づいたら又何か食べてたりする。この映画で気づかされたのは「砂糖は食べれば食べるほど中毒性が増す」という事。まさに私そのもので怖かった。

自分の食生活を見直すいいきっかけになりました。炭酸飲料をがぶ飲みしながらのポテチは美味いけどだめだなって。自分では絶対できない実験だわ。

自分の身体を使って実験・検証したのは素晴らしいですね。
でもこういった映画は良くありますが日本人が日本人に向けたものって無いのですかね?海外と日本では若干違う気がするのですが。それにしても砂糖の採りすぎの注意警鐘は良いと思いました。
100億人―私達は何を食べるのか?

あらすじ
世界人口は毎年8300万人増加しているが、2050年迄に世界人口は100億人を突破する。
100億人の 食糧 確保は人工肉か?昆虫食?工業型農業か?自家栽培なのか?そんな 食糧 危機の問題提起した作品。
今の大規模農業のままでは100億人の食糧はまかなう事ができないと、世界1位のバイエル社とモンサント社がインタービューで語る。
世界の食糧危機を救う答えは・・・
世界の人口は2050年迄に100億人に達する。100億人の 食糧確保には人工肉か昆虫、はたまた工業型農業か?世界の食糧確保について考察するドキュメンタリー作品。
みどころ
- これからおこる食糧問題
- 100億人の食糧危機を救う唯一の方法とは
監督:ヴァレンティン トゥルン
キャスト:ヴァレンティン トゥルン
ジャンル:ドキュメンタリー
言語:英語
感想・評判など

地産地消って大事だと実感。海外で人口が爆発的に増えたら日本に食糧が入ってこないかもしれない。輸入に頼っている日本は考え直す時期では?

普段意識しないで食べている食料がどうやって作られているのかが分かった気がします。
環境問題も食料問題も私達一人一人にあると実感しました。この映画を見る事で意識は変わると思います。

ここ最近スーパーフードを良く目にしますが本当に昆虫を食べる日が来るのだろうか・・・。
ユーチューバーの間でもスーパーフードを食べてるのを見るが私にはできないと思った。昆虫をお金を出して食べるなんてまだまだ私にはできないな。

将来世界人口が100億人に達する事で『食糧危機』に焦点をおいた作品。
SDGSな社会を世界が目指す中もっともタイムリーな話題で良かったです。
穀物の30%は飼育される家畜の餌になっていることで関連商品が値上がりしていますよね。私達ひとりひとりに何ができるのだろうかと考えさせられました。